新しいよこてを知る!見つける!楽しむ!
横手市のご紹介

横手市の概要

見出し

横手市(よこてし)は、毎年2月に行われる伝統行事のかまくらや、日本三大焼きそばの一つに数えられる横手やきそばで知られています。奥羽山脈と出羽山地の間に広がる横手盆地の中央部に位置し、秋田市についで第2位の人口規模を擁しています。稲作を始めとする果樹・野菜などの生産がさかんで、農業産出額は県内第1位。市の東部にある丘陵ではリンゴ・ブドウ、十文字地域ではサクランボ、雄物川地域ではスイカなどの生産がさかんです。また、大雄地域で生産されるホップは、生産量が全国トップクラス。農産業の他、酒造業もさかんです。

横手のかまくら

「かまくら」は、水神様をまつる横手の小正月行事です。かまくらは毎年2月15・16日の夜に行われる小正月の伝統行事で、みちのくの冬の風物詩として全国的に知られています。中に子どもたちが入って、「はいってたんせ(かまくらに入ってください)」「おがんでたんせ(水神様をおがんでください)」といいながら、あまえこ(甘酒)やおもちをふるまいます。
「かまくら」はもともと、中にまつられた水神様にお賽銭を上げて、家内安全・商売繁盛・五穀豊穣などを祈願する行事でしたが、時代の変化とともに観光化が進んで現在のような形になりました。

横手やきそば

「横手やきそば」は地元で製麺された太くて真っすぐなゆで麺を使用し、具は一般的にはキャベツ、豚ひき肉を使用します。そして、麺の上に半熟の目玉焼きを載せ、福神漬を添えることが定番です。 使用されるソースはウスターソースに各店オリジナルのだし入りソースが加えられ、辛みが抑えられてやわらかい味わいとなっています。
横手やきそばの名を全国区に押し上げたのは、「ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリ」でした。横手やきそばを応援しようと市民・行政・民間企業が一体となって活動する団体「横手 やきそばサンライ’S」が出展し、平成18年シルバーグランプリ、平成21年ゴールドグランプリを獲得しました。今では全国からファンが訪れるほどの有名なご当地グルメへと成長を遂げました。 

横手市増田まんが美術館

今や、日本が誇る文化の一つとなった「まんが」。
「まんが」をテーマとした、全国初の本格的美術館です。マンガ文化の歴史や国内外の著名な漫画家の原画を展示した ギャラリーを備え、マンガ単行本も楽しめます。中でも、貴重な原画の保存・展示に力を入れ、本物が持つ迫力と美しさ、 そこに込められた作家の熱量を伝えていくことによって、その魅力を世 界へ向けて発信しています。
原画収蔵数は45万枚以上。本物の迫力と美しさ、そこに込められた作家の熱量を伝えることによって、豊かな感性を育み、マンガの素晴らしさを再発見できることでしょう。 

いぶりがっこ

秋田の代表的な燻製干しのたくあん漬け。今では県内全域で作られていますが、かつては横手市を中心とした農家で作られていた郷土料理です。冬の訪れの早い秋田、特に県内陸南部は、晩秋から冬にかけて日本海の湿気を帯びた西風が奥羽山脈に阻まれることで、降雨と降雪が多くなり、日照時間が短く気温も下がります。たくあん作りのための天日干し大根が十分乾燥しないまま氷点下になる雪深い環境のため、家の囲炉裏の上で大根を干していました。囲炉裏火の熱と煙で干すことにより、大根の保存性を高め、さらに米ぬかと塩などで漬け込んで水分を取り除くことで、冬を越して食べることができる先人の知恵が生んだ保存食です。

発酵文化のまち横手市

雪深く、長く厳しい冬という地理的条件も、食品を保存するための生活の知恵として、こうじを使用した発酵技術が盛んになったと言われています。日本酒、みそ、漬物など、発酵にまつわる食が多くある横手市。昔は多くの麹屋があったと言われ、横手の食文化の中心には、米から作られた米麹(糀)があり、発酵文化として現代まで引き継がれてきました。
米が安定して生産され生産量も多かったことから、主食用の米に加え、加工用にも米を利用することができたために、米を使った麹の食文化が発展してきました。

フルーツ王国よこて

横手市は、秋田県を代表する「平鹿りんご」発祥の地で、JA秋田ふるさと管内は秋田県内のりんご生産量の7割以上の生産量を誇るりんご産地です。 その他にもさくらんぼ、すいか、桃、ぶどう、洋ナシなど各地域でさまざまなフルーツが栽培されています。北国秋田の横手盆地ならではの寒暖差の大きさや豪雪地帯という肥沃な大地の中で育てられたフルーツは、全国各地に根強いファンを持ちます。
現在、2mを超える積雪のある地域ならではの取り組みとして、雪の中にりんごを生めて保存する「雪中貯蔵りんご」もおこなわれています。3ヶ月ほど雪の中ですごしたりんごはフレッシュな果汁と香りが特徴です。

増田のまちなみと内蔵

横手市増田町は、横手盆地の南東部に位置し、雄物川支流の成瀬川と皆瀬川の合流点に立地し、増田は物資の集散地としてたいへん賑わいました。増田の商人は共同で増田銀行(現在の北都銀行の前身)を創設させたほか、増田水力電気会社(発電)や増田製陶会社(陶器)、長坂商店(味噌醤油)などの会社も設立され商業はさらに活発化しました。
その舞台となったのが現在の中町、七日町商店街通り(中七日通り)です。当時の繁栄を今に伝える伝統的な町並みや内蔵が多く残り、平成25年12月27日には文化的な価値も非常に高いとの評価を受け、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。

横手をもっと知りたい方は

横手市の食べる、遊ぶ、買うを知ることができる
(一社)横手市観光推進機構のホームページを
ぜひご覧ください

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